昨日の夕方、ワサビを買いにスーパーに行きました。それだけならコンビニで間に合うのだけれど、友達の誕プレや、もう一人の友達のストレス解消のための今流行りのugly babyを買うために北花田のイオンに走りました。
ugly babyは、すっかり売り切れていました。姪のマリちゃんがこれを使って動画を作成したところ140万いいね!バズっているとのこと。不気味可愛い人形は伸びたり、縮んだり。イオンのおもちゃ屋さんにみんなで行った時には、山のように積まれていたのに。
しょうがないな、うちに2個あるから1個あげよう。
そのあと、スーパーに寄り、ワサビチューブを2本、あ、そういえばマヨネーズも切らしていた。カロリー2分の1のを購入。
その後そこにある本の販売コーナーを覗く。このスーパーに来たら、ここを見るのはほぼ習性となっているかも知れない。なんらかのテーマで特集の本が並べられていて、前は、防災特集。今は食でした。
ここは、それらの本を立ち読みじゃなくて、座り読みできるのが嬉しい。
まず手に取ったのが、「茨木のり子の献立帖」でした。最近、わが家の献立が同じものに偏りつつあるので、お隣りさんの台所にお邪魔する感じで、頁をめくりました。
昭和の趣味の良い台所の棚や引き出しの中に収められた食器や調理器具の写真と茨木のり子さんの直筆のレシピメモの写真。
ついでにパートナーの夫をYと呼んで、その料理の感想や夫との日々の一面が簡潔に書かれた日記も掲載れていました。
その中に夫が亡くなる1年前に購入した革張りのもたれ心地の良さそうなイージーチェアを買った日記がありました。
その後茨木のり子は、「倚りかからず」という詩を書いています。
「倚りかかるのは、椅子の背もたれくらい」 その心情と同じ気持ちで生きてきたなと。
彼女ほど高尚ではないけれど、疲れたり、傷ついたりした時には、自分で治していくしかない。もたれ心地の良い椅子にどっと倚りかかれば良いのです。
と言いつつ、そんな椅子を探しています。
さて、今日もよい一日に感謝してちょっと飲みたい気分です。
ブルーチーズ、カレーの揚げおかきは須田青華さんの紙風船という器に入れて。